2123.満月理論93

 

写真は青椒肉絲です。ピーマンが特にいい味出してくれました。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【人のためは自分のため】===========

 

「世のため人のために尽くしましょう」

 

「与える生き方をしましょう」

 

道徳的な教えとして、よく耳にする言葉です。

 

確かに素晴らしい考えです。

 

しかし、どれだけの人が、心からそう思って実行しているでしょうか。

 

そもそも「世のため人のために尽くす」とは、どのようなことなのでしょう。

 

あなたは「人のため」「自分のため」、どちらの道を選びますか。

 

いい教えだからと、額面どおりとらえて自分のことはさておき「世のため人のため」とばかりやっていると、自分の足元が疎かになってしまいます。

 

無理してそうしているとしたら、いつもどこかで自分の心に嘘をついている気持ちになります。

 

そういった自己矛盾の心が幸せや成功を遠ざけるのです。

 

「人の為」は、「偽」になる可能性が高いのです。

 

奉仕の精神でしていると思っていても、心の奥では、見返りを期待している場合も多いのです。

 

人から全く認められなくても、淡々と世のため人のために尽くせますか。

 

「私は人さまのお役に立っている。いいことをしている」と自己満足することも見返りです。

 

本音は、見抜かれてしまうものです。

 

そして、何より自分自身も心の底から喜べません。

では「自分のため」の道を選べばよいのでしょうか。

 

「自分のため」を全面に出すと、エゴの強い人と言われて敬遠されてしまいます。

 

周りとの調和がとれなくなり、健全な社会生活が送れなくなります。

 

いずれにしても矛盾があるのです。

 

灯台でたとえてみます。

 

灯台は遠くを照らして船を導きます。

 

しかし、灯台の下は真っ暗です。

 

ちょうど「人の幸せのため」といって遠くを照らしていても、自分の家庭、つまり足元はぐちゃぐちゃの状態のようなものです。

 

では、慌てて足元を照らせば、どうなるでしょう。

 

足元は明るくなりますが、今度は遠くの船を照らせなくなります。

 

本来の灯台の役割を果たせなくなってしまうわけです。

 

ちょうど「自分のため」と言って、人のことは省みない状態です。

 

やがて人から「アイツは自分のことしか考えない、エゴの強いやつだ」などと言われかねません。

 

さて、どうしたらいいのでしょうか。

 

灯台そのものが光になればいいのです。

 

灯台が光輝くのです。

 

そうすれば、足元も遠くの船も同時に照らすことができるわけです。

 

「本当の自分」に気づけば、自分自身が喜びで満たされます。

 

自分自身が喜びで満たされれば、心から自分のことを愛せるようになります。

 

自分のことを愛せるようになって初めて、他人のことも心から愛せるようになるのです。

 

身近にいる人も、遠くにいる人も、どんな人でも心から愛せるようになるのです。

 

自分自身が喜びで満たされていると、情報に惑わされることもなくなります。

 

自分のやるべきことも明確になってきます。

 

自分が本来もっている能力を、社会の中で十分に発揮していけるようになるわけです。

 

その結果、社会に最大限貢献することができ、周りの多くの人にも良い影響を与えることができるのです。

 

本当の自分に気づくことこそが、結局、最大の社会貢献になるのです。

 

社会貢献しようと意図的に活動する必要はありません。

 

「本当の自分」に目覚めて、その「本当の自分」で生ききることです。

 

そのような生き方をすれば、あなたという存在自体が周りに良い影響を与え始め、あなたのすべての行動が周りに光を与えるのです。

 

(『なぜ人は神頼みするのか?』ハギジン出版)